室町時代中期から江戸時代初期にかけてつくられたといわれる『深野だんだん田』は、日本棚田百選にも選ばれています。
幾重にも積み上げられた自然石が織りなす風景は、四季折々に美しく姿を変え、私たちを楽しませてくれます。
10月下旬には付近一帯をおよそ4,000本の竹灯籠でライトアップする『棚田まつり』も開催され、幻想的な風景が楽しめます。
農林水産省認定「つなぐ棚田遺産」に『深野だんだん田』が選定!
令和4年2月15日、農林水産省が「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として、全国から271棚田を選定しました。
松阪市からは、飯南町深野の『深野だんだん田』が選定されました。
「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」とは、「日本の棚田百選(平成11年)」に続く、全国の優良な棚田を、農林水産省があらためて認定する取り組みで、三重県内では、他に、丸山千枚田(熊野市)、西山の棚田(伊賀市)が選定されています。
先人から受け継がれてきた、幾重もの石積みが織りなす壮大な棚田は、日本の原風景ともいえる里山の農山村の美しさを維持しており、地域の財産です。