和紙和牛センターは三重県指定伝統工芸品の「深野紙」や世界的なブランド「松阪牛」を紹介する資料館で、和紙や和牛にまつわる道具類が展示されている。
松阪市飯南町深野地区では、紙漉きに適した良質の水と地形に恵まれており安土桃山時代から紙漉きが始まり、江戸時代には紀州藩の藩札(紙幣)用紙として採用された。
良質な水は牛の肥育にも利用され、松阪牛の生産地としてその名を高めていった。
近年、優れた製紙技術の保存等を目的に「深野和紙保存会」が結成され、保存会が学習の一環として市内の小中学校や、市民などを対象とし紙漉き体験などを行っている。
・開館時間:午前9時~午後4時(入館無料)
・駐車場:3台
・休館日:土、日、祝日
・紙漉き体験(11月~2月・要予約 ℡32-2511)